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この記事の目次



1.  JAVAでのコメント


  • プログラムの中に説明を記述する時に使うのがコメントです。
  • コメントはプログラムが実行される際に無視されますのでプログラムの動作には何の影響もしません。
  • Javaではコメントを記述する方法が2つ用意されています。「//」を使ったコメントと「/* */」を使ったコメントです。
  •  ●  //を使ったコメント

    //コメント
  • プログラム中に「//」が現れた場合「//」から行末までをコメントとして扱います。
  • 「//」は行の先頭に記述しその行を全てコメントとしてもいいですし、行の途中で記述してその位置より右側をコメントとしてもいいです。
  • package vong_lap_do_while;
    // 作成日 01.01.01
    class sample{
      public static void main(String args[]){
        System.out.println("こんにちは");   // 画面出力
      }
    }
    

     ●  /* */を使ったコメント

    /* コメント */
  • プログラム中に「/*」が現れた場合、次に「*/」が現れるまでの部分を全てコメントとして扱います。
  • この形式を使う場合には複数行に渡ったコメントを記述することができます。
  • /* 
       作成日 01.01.01
       バージョン 1.0.1
       クラス名 hello world
    */
    class sample{
      public static void main(String args[]){
        System.out.println("こんにちは");   /* 画面出力 */
      }
    }

  • 「/*」から「*/」までの間が全てコメントとなりますので、複数行に渡る範囲を一度にコメントにしたい場合に便利です。
  • 2.  JAVAでの名付け方


     ●  一般のルール

  • JAVAでは大文字と小文字を区別している。
  • ファイル、クラス、メソッド、変数などに意味、目的が現れる名を付けるべき
  • 1文字か、20文字以上の名を避けるべき
  • 似たような名を使わない。persistentObjectpersistentObjects は同じクラス内に使わないべき
  • わかりづらい、誤解しやすい名を使わないべき。
  • 多言語の名(英語+日本語など)を使わない。例えば、addGakusei...
  • JAVAの一般キーワードと重複させないこと。
  • 数字から名付けしない。例えば、123student...
  • スペースと数学記号を入れない。
  •  ●  変数名の付け方

  • キャメルケース(英: camelcase)ルールで名付ける:変数名の最初の文字は小文字で、次の要素語の最初を大文字で記述する。例えば、studentNumber...
  • データ型が現れる名。例えば、List型の場合は studentList、Array型の場合は studentArray...
  •  ●  定数名(コンスタント)の付け方

  • 一般ルールを従う。
  • 全文字を大文字にし、要素語の間を_で繋ぐ。例えば、FIBONACCI_NUMBER ...
  •  ●  メソッド名の付け方

  • 一般ルールを従う。
  • 変数名のように、キャメルケースのルールで名付ける。例えば、countStudent...
  •  ●  クラス名、インタフェース名の付け方

  • 一般ルールを従った上、全ての要素語の最初を大文字で名付ける。例えば、CountStudent...
  • クラス名の最後の要素語はクラスの特徴、種類などを表す言葉で記述する。例えば、DivZeroException (try-catch処理の中でExceptionクラス)
  • インタフェース(Interface)の最初文字はIで記述するべき。例えば、IFrame...
  • 抽象クラスの最初の要素語は Abstractにするべき。例えば、AbstractCountStudent...
  •  ●  パッケージ名の付け方

  • 一般ルールを従う。
  • 全小文字で記述する
  •  ●  プロジェクト名の付け方

  • 一般ルールを従う。
  • 全ての要素語の最初を大文字で記述する。
  • 3.  JAVAの主なキーワード


  • 以下はJAVAで主に使用しているキーワードです。意味、使い方などは次の記事で学習しましょう。
  • 4.  キーボードからの出入力


  • System.out は出力、 System.err はエラーの通知、System.in は入力.
  • package helloworld;
     
    import java.util.Scanner;
     
    public class HelloWorld {
     
        public static void main(String[] args) {
            String name;
            Scanner scanner = new Scanner(System.in); //何か(この場合は文字)の入力を要求する。
            System.out.println("文字を入力する: "); // 「文字を入力する: 」を出力して、改行する。
            name = scanner.nextLine(); //入力した値をname変数に代入する
            System.out.println("Welcome " + name + " to IT.SchoobBig.com");
        }
     
    }

    実行結果:

    5.  特殊な文字(エスケープ文字)の入力


    記号 役割
    \t 文字列にスペースを入れる
    \n 改行する
    \b バックスペース
    \r 復帰
    \r 復帰
    \f 改ページ
    \' シングルクオーテーション
    \" ダブルクオーテーション
    \\ \文字

    6.  まとめ


    この記事にJAVAでのコメント、変数名、メソッド名などの付け方、JAVAの主なキーワード、出入力、特殊な記号などを紹介しました。初心者の方は難しいなと思うかもしれませんが、これから少しずつ、次々の記事を見ながらJAVAを使いこなすようにしましょう。

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